ピアサポートF.A.cafe主催の小児食物アレルギー研修会に参加してまいりました
2024年8月26日(月)横浜市のかながわようちえん会館で行われた小児食物アレルギー研修会に当社SDGs推進事務局のメンバーで参加してまいりました。
この研修会はピアサポートF.A.cafeさま主催の保育園等における食物アレルギー事故発生防止事業として小児食物アレルギーの基礎知識と緊急対応を学ぶことを目的に行った研修会です。
※当社は本年6月17日に創立30周年を迎え、その記念事業の一つとして『創立30周年記念寄付事業』を実施し、(NPO)ピアサポートF.A.cafeさまに寄付をさせていただきました。
専門のお医者さまの講義に加え、実際にエピペンというアナフィラキシーの症状の進行を一時的に緩和しショックを防ぐ自己注射薬の実習を行いました。正しい対応で、アナフィラキシー症状を少しでも緩和できること、またアレルギーを持つ子どもの周りの先生・お友達の理解の大切さを勉強させていただきました。
ピアサポートF.A.cafeさまは、今回の研修会のように小児食物アレルギーに関する啓発活動を行い、子どもとその保護者が社会の中で健全な生活を送ることに寄与していらっしゃいます。
研修会の翌日、ピアサポートF.A.cafeさまに貴重なお時間をいただき、啓蒙活動について具体的なお話を伺いました。
子どもたちへの啓蒙活動の一つとして、紙芝居・絵本・動画等の教材制作を行い、連携している保育園・幼稚園へ展開しているそうです。
実際に読み聞かせた園の先生のアンケートでは、多くの子どもが3歳くらいから紙芝居の内容を理解し、また約9割と非常に多くの子どもが、食物アレルギーは好き嫌いと違うことを理解しているという実績をお聞きしました。
保育園・幼稚園に入る年齢の子どもたちのアレルギーの理解は、アレルギーを持っている子・お友達の理解へと繋がり、いざというときに助けられるため、非常に大切だと実感しました。
また一方で、このようなツールの制作・印刷・配送費用、また学会への参加の交通費など、さまざまな経費の捻出について、助成金や自己資金では厳しいというお話も伺いました。
ツールの制作に注力するためにも、当社の支援は大変助かっていると感謝のコメントを頂きました。
当社では今後もSDGsに配慮した社会への貢献活動を積極的に取り組んでまいります。